電気(絶縁針)による脱毛

電気針(絶縁針)による脱毛の特徴

元々永久脱毛といえば、鍼脱毛のことでしたが、昔の針脱毛の場合、皮膚表面戸張の接触面が炎症になるという問題点がありました。
その点を改善した絶縁針脱毛では、皮膚と針の接する部分に電気を通さない、つまり絶縁物質を使用することにより、皮膚表面部分へのダメージとなる炎症や色素沈着が起きないような工夫がされています。

 

絶縁針脱毛が脱毛できる仕組みは、毛穴に針を刺し電気で深部の毛乳頭を破壊し、永久脱毛を行うというもの。
確実に永久脱毛が出来る方法として、定着しています。

 

ビキニラインなど、永久脱毛を望む部分には、大変有効な方法です。

 

ただ、レーザー脱毛と比較すると、脱毛する時間がかかることと、痛みが激しいことが挙げられます。

電気針脱毛の施術方法

電気針(絶縁針)脱毛の施術手順

 

 

まず最初に消毒を行い、毛の流れの状況を観察する。状況を見るためにあまり施術前に毛を短く剃りすぎないようにしましょう。

 

痛みを軽減するために、局部麻酔やアイスパックによる冷却を行う。

 

毛穴に針を刺し電気を通し、毛乳頭を破壊することによる永久脱毛を行う。
処理後は軟膏を塗布し、様子を見る。

 

数日後、赤みがとれてくれ大丈夫です。
紫外線が強い状況、直射日光に当てないようにしましょう。

 

 

 

絶縁針脱毛に関する注意点

レーザー脱毛なら、少し取り残しも出てきますが、絶縁針脱毛の場合は完全な脱毛が期待できます。
発毛周期があって、あとからうぶ毛が生えてくることも稀にありますので、最低でも4ヶ月くらいは繰り返しのチェックを行うと完璧です。

 

 

絶縁針を使用できる箇所・部位は、毛のあるところならどのような場所でも可能です。しかし毛が気に入らないといって、すべての体中の毛を脱毛、すなわち毛乳頭の破壊を行ってしますと、汗の調節がうまくいかなくなったりすることもありますので、適度な脱毛が理想です。

 

 

 

処置時間の質問や価格なども事もよく聞かれます。
価格は、クリニックによって差はあります。

 

脱毛するのにかかる日数も個人差がありますが、
1回の施術が1時間くらいとして
両脇であれば5.6回
両膝・両肘の下は各10から20回
ビキニライン 5.6回

 

 

といった感じです。
1時間に600本前後の毛を処理できます。

 

価格は

 

個人差はありますが、
両ワキで約15〜35万円
両ヒザ下で約30〜60万円
両ヒジ下で約30〜40万円
ビキニラインで約10〜20万円くらいです。

 

別途、針代が1本1万円前後かかります。

 

 

 

 

使用部位に関して、少し毛の量を減らしたい(太い目立つ毛のみ処理)場合レーザーを選び、部分的に完全脱毛をめざすには、絶縁針脱毛を併用するといいと思います。

 

レーザー脱毛は現在では、永久脱毛ということで認識されていますが、脱毛の状況・効果には個人差がありますので注意しましょう。

 

 

しかし電気針の場合、時間がかかるのと、痛みや炎症などを伴う場合がありますが、永久脱毛できますので、確実に脱毛したいという方には、おすすめの脱毛方法です。

 

 

 

 

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ジェルを塗ったあと、専用シートをはりつけコールドスプレーで冷やして、固めたあといっきに剥ぎ取る方法。クリーム脱毛とよく似た感じの脱毛方法です。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は、肌の黒い色素(メラニン)にのみ反応する特殊なレーザーの照射で、皮膚表面にダメージなしで毛根本の毛細胞部分のみに熱によるダメージを与え、脱毛させる方法です。今では、シェーバーのような形をして、自宅でレーザー脱毛可能な商品まで出てきていますね。
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最近話題の光脱毛。効果の真偽はこれからわかると思いますが、エステなどで採用され、施術後、毛がまったく生えてこないという人もいれば、再び毛が!という方も。まだ日が浅い施術法ですしレーザーに比べて光の強さが弱く、永久脱毛というより毛の再生サイクルを遅らせるといった方がいいかも。
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